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「信号の色 スマホで視覚障害者に」

令和2年10月25日 静岡新聞 朝刊に、目が不自由な人向けにスマートフォンで信号の色を音声や振動で伝え道路横断を支援する機器を、警察庁が2021年度に約2000基の信号機に設置する方針を決めたといった記事の記載が有りました。

専用のアプリ『信GO!』をダウンロードすると、交差点などに取り付けた機器から近距離無線通信「ブルートゥース」でスマホに信号の色などが伝わり、音声や振動で通知される仕組みで、一部の交差点で青信号を延長できる機能もあるそうです。
 
「ピヨピヨ」「カッコー」などの誘導音で青信号を知らせる音響式は、近隣住民の要望でほとんどが夜間・早朝は鳴らない設定で、鳴動時間外での視覚障害者の死亡事故も起きているそうです。

新型コロナウイルス感染対策で時差出勤など「新しい生活様式」が広がる中、時間帯を問わず使えるこのシステムが視覚障害者の安全な道路横断のために役立てられ、更に多くの場所で普及される事を願います。