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「ごみ集積所 遠い 自力で出せない高齢者増加」

令和2年10月20日 静岡新聞 朝刊に、日々のごみ出しが困難な高齢者が増えているといった記事の掲載が有りました。

高齢者がゴミ出しを行うことが難しくなる理由としては、加齢による筋力の低下や骨の強度の問題、あるいは腰痛やリウマチなどの持病により、運動能力が落ち、ゴミ袋を持って集積所まで行くことの難易度が高くなるのです。

また、認知症などで認知機能に問題を抱えてしまうと、ゴミ出しの曜日や分別方法などのルールを守ることができなくなってしまうという問題もあります。

こうした問題は、高齢者自体の増加に加えて、核家族化などの影響で高齢単身世帯、高齢夫婦世帯の割合が増えていることも要因です。

新聞に掲載された前橋市では要支援・要介護認定を受けた高齢者らの世帯を対象に週1回、安否確認を兼ねて戸別回収を実施されています。

ゴミ出し支援をはじめとした公的な支援、住民の間で構築される見守りネットワークなどの地域による支援が今後更に求められていくと感じました。