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「安全安心に福祉用具を使うために」(静岡市 福祉用具 レンタル)


HCR国際福祉機器展Web2021
JASPA安全安心部会様の「安全安心に福祉用具を使うために」といったテーマに関する出展社プレゼンテーション動画配信を最新情報収集と知識を習得する為、視聴させて頂きました。

福祉用具の重大事故(死亡・30日以上の入院などを要した事故)は平成21年の49件をピークに年々減少し、令和2年は19件となっています。
これはJISの認容が始まったり、啓発活動が減少に繋がっています。

事故の製品起因によるものが17.5%で、非製品起因(誤った使い方)によるものが82.5%となっています。要するに使用方法が原因となっている事が多い事になります。

ハインリッヒの法則は、労働災害における経験則の一つで、1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常(ヒヤリ・ハット)が存在するというものです。

これは福祉用具にも当てはまります。日常の重大事故を防ぐには、日常のヒヤリ・ハットを防ぐ事が大事となります。

福祉用具製品を大切に扱い、長く使用する事は大切です。しかし製品には必ず寿命があり、永久的に使用する事は残念ながら不可能です。古くなって機能が損なわれたものは、安全で無い可能性が高まります。

弊社では定期的にご利用者様宅に福祉用具の点検でお伺いさせて頂いています。ご利用者様に事故が起こらない様に、正しい使い方を理解されているのか確認し、取り扱いに関して印象に残るようなメリハリのある説明を心掛けたいと思います。